当院は開院以来、数多くの手根管症候群で悩む患者さんに向き合ってきました。
現代社会では科学技術の発達によって情報スピードが飛躍的に上がり、
スマートフォンやパソコンなどの情報端末に向き合う時間も増えてきました。
それに伴って肩や手首の不調を訴える方も急増しています。
あなたご自身やあなたの大切なご家族・ご友人が手根管症候群で
お困りであれば、当院の治療方針についじっくり目をお通しください。
常に気になる…
「明け方や朝が一番つらく、痺れで目が覚めてしまう」
「運動や仕事を控えるように言われたけど、無理だよ」
「趣味の縫い物ができなくて、気持ち的にもどんより」
「手術を勧められたけど、他に方法はないのかな」
「整形外科に行ってもビタミン剤やシップを処方されるだけで良くならない」
手首や指先は常に使う部位であり、そこに痛みや痺れが生じていれば
不便さやもどかしさを感じてしまいますよね。
手根管症候群とは
一般的には「日常で手首や指先を酷使することで手首の関節に過剰な負荷がかかり、関節の中を通っている神経の働きにも悪影響を与えた結果である」と考えられています。
しかし、それらはきっかけにしか過ぎません。
もし本当に「使い過ぎ」「炎症」などが原因であれば
あなたの体に備わっている「自然治癒力」が働き、
数日から、長くとも1~2週間で症状は落ち着くはず。
あなたがそれ以上の期間ツラい思いをしているのであれば、
“本当の原因”は他にあるということです。
手根管症候群の原因
それは「脳の疲労と機能低下」によるものです。
過労や睡眠不足、精神的ストレス、スマートフォンや
パソコンの過剰な光刺激といった生活習慣によって脳が疲弊し、それが慢性的に続けば続くほど回復できなくなります。
司令部である大脳や中脳が疲れているわけですから
とうぜん筋肉への指令も正しくスムーズに伝達できなくなり
・関節が不安定になって身体の動きに瞬時について来れない
・無意識に緊張しっぱなしになり身体の柔軟性が乏しくなる
といったことでさらに痛みを引き起こすのです。
本来、人間の体には痛みを感じるとオピオイド
(β-エンドルフィン、エンケファリンなど)という脳内麻薬物質が
分泌されて痛みを緩和するシステムが備わっているのですが、
それすら機能しなくなり、必要以上の痛みを感じるようになります。
さらに、「脳」はとても賢いです。
漢字や英単語など、繰り返し勉強するときちんと覚えられますよね?
「朝は必ず痛い」
「この動作をすると痛みが増す」
「私の症状は簡単には治らない」
…痛みも同様に毎日予習・復習をしていれば記憶します。
すると脳は「ここは痛いものだ」と思い込み、
実際にはすでに状態が改善しているにも関わらず
自ら痛みを作り出すことすらあるのです。
手根管症候群にはこんな治療をします
まずは脳機能や神経系の検査を行うことで脳のどこが弱っているのかを判別し、アクティベータや神経学的治療によってその働きを回復させます。
脳が元気を取り戻せば身体との情報のやり取りがスムーズになり、自律神経の働きやホルモンバランスなどが改善していきます。
また、あなたの思考や感情のクセ、睡眠や運動、食事といった生活習慣を見直すことで「脳が疲れにくい環境」を作って行くことも必要不可欠です。
定期的な治療を行うとともに、カウンセリングやコーチングなどのメンタルケアを取り入れ、あなたがより快適な毎日を過ごせるようサポートしていきます。
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